無料で使える会計ソフトのおすすめ14選【法人・個人事業主向け】

会計ソフトを導入したいが、予算の関係上、無料で使用できるソフトを見つけたいとお悩みではありませんか？

本記事では、無料で使える会計ソフトのおすすめを紹介します。また、無料の会計ソフトならではの注意点や選び方のポイントも解説。自社（自分）にあった無料の会計ソフトを見つけたい方はぜひご覧ください。

無料の会計ソフトでできること

無料の会計ソフトにも基本的な機能は備わっているものがほとんどです。まずは無料の会計ソフトでできることを確認しましょう。

会計業務の効率化

会計ソフトで業務を自動化することで、会計業務の効率化につながります。無料の会計ソフトであっても、データの自動取得や自動仕訳、月別収支グラフの作成などに対応しているソフトも多いです。お使いの銀行やクレジットカードなどの金融機関と連携しているソフトを使えば、データ入力の手間をさらに省けます。会計業務が効率化できれば、削減できた時間をほかの業務に割くことが可能になります。

各種書類の作成

決算書や確定申告書類などの各種書類を自動で作成できるのも、会計ソフトのメリットです。書類の作成は会計知識が薄い人にとってハードルが高い作業ですが、会計ソフトなら必要項目を入力するだけで書類を作成できるなど、簡単に書類作成が行えます。

税制改正への自動対応

会計ソフトを使えば、税制改正への対応も自動的に行えるのが心強いポイントです。無料で使える会計ソフトでもほとんどのソフトが自動アップデートに対応しているため、安心して利用できます。

無料の会計ソフトの注意点

次に、無料の会計ソフトならではの注意点をお伝えします。「思っていたものと違った」といった後悔を防ぐためにも、あらかじめ確認しておきましょう。

機能や作成数に制限があることが多い

無料の会計ソフトの中には、機能や作成数に制限があるソフトもあります。たとえば会計ソフトの「HANJO法人会計」では、データのエクスポートやマイナンバー管理機能は有料版のみ利用可能です。また、会計アプリ「taxnote」では無料プランの場合は帳簿入力が月15件までという制限があります。もちろん、会計ソフトによっては機能や作成数の制限なしに無料で使えるものもあります。無料で使える範囲ではどのような制限があるのか、あらかじめ確認しておきましょう。

サポートが弱い場合がある

無料の会計ソフトは、有料プランと比べてサポートの手段が少ない場合があります。たとえば会計ソフト「フリーウェイ経理Lite」では、遠隔サポートや電話サポート、メールサポートは有料版のみの対応となっています。特に有識者がいない場合やソフトの操作に不安がある場合は、無料でどのようなサポートが受けられるか確認しておきましょう。

無料で使える期間が限られているソフトもある

無料の会計ソフトは、期間の縛りなしでずっと無料で使えるソフトと、無料トライアルという形で期間限定で無料で使えるソフトがあります。無料で使える期間が限られている会計ソフトの場合は、あくまで操作感の確認のために無料トライアルを利用するという考え方が一般的でしょう。本記事では、無料で利用可能なソフトと、無料トライアルありのソフトでわけて紹介しますので、参考にしてください。

無料の会計ソフトがおすすめな人

ここまでの内容を踏まえて、無料の会計ソフトがおすすめな人について解説します。

個人事業主・小規模の法人

無料の会計ソフトは、個人事業主や小規模の法人におすすめです。無料の会計ソフトでは、機能や作成数に制限がある場合があります。個人事業主や小規模の法人であれば、制限があっても事足りるケースが多く、困りづらいでしょう。

会計の知識がありサポートが不要な人

会計の知識がある方にも無料の会計ソフトはおすすめです。無料の会計ソフトでは、サポートがない場合や、サポートがあっても手段が限られている場合があります。会計の知識がある方なら、サポートの力を借りずに自力で会計ソフトを使いこなしやすいでしょう。

会計ソフトをまず無料で試してみたい人

ゆくゆくは有料の会計ソフトも検討しているが、まずは無料で試してみたいという方にも無料の会計ソフトがおすすめです。たとえば無料トライアルでは、機能制限なしに有料プランの内容を試せるソフトも多いです。操作感を確認するためにも、無料の会計ソフトは活用できます。

参考：会計ソフトの代わりにエクセルは使える？

会計ソフトのコストが気になる場合や、操作に慣れているツールを活用したいという場合、エクセルで会計処理を行いたいと考える方もいるでしょう。

エクセルで会計処理を行うメリットは、すでにエクセルをインストールしていれば導入コストがかからないところや、使い慣れたツールで操作や共有ができる点です。一方、デメリットは帳簿の自動作成や自動仕訳に対応していなかったり、法改正への対応を自力で行う必要があったりと、作業負担が大きい可能性が高いこと。また、簿記とエクセルの知識がなければ、使いこなすことが難しいでしょう。

以上のメリットデメリットを踏まえると、会計業務の効率化を実現したいのであれば、会計ソフトを導入したほうがおすすめといえます。

無料の会計ソフトを選ぶ際の確認ポイント

続いて、自社（自分）にあったソフトを選ぶために、無料の会計ソフトを選ぶ際の確認ポイントを知っておきましょう。

法人向けか個人事業主向けか

会計ソフトは、法人向けに作られているものと、個人事業主向けに作られているものがそれぞれあります。法人向けと個人事業主向けでは、作成する書類や求められる機能に違いがあるためです。また、個人事業主向けのソフトは、白色申告向けと青色申告向けでソフトやプランが分かれているものもあります。導入を検討中のソフトがターゲットとしている層や規模感を確認しておきましょう。

クラウド型かインストール型か

会計ソフトには、主に「クラウド型」と「インストール型」の2つの種類があります。

クラウド型とは、インターネットを経由して利用できるタイプのこと。インターネットが使える環境であれば利用できるため、場所を選ばずに使える利便性の高さや、データの共有がしやすい点がメリットです。一方、インターネット回線の速度や障害に影響を受けやすい点や、ランニングコストがインストール型と比べて高くなりやすい点がデメリットです。

インストール型とは、パソコンにソフトをインストールして使用するタイプのこと。インターネット環境に影響されずに利用できる点や、一般的に買い切り型のためランニングコストを抑えやすい点がメリットです。ただし、対応OSや利用端末に制限があったり、データの共有がしづらい点に注意が必要です。

以上のメリットデメリットを踏まえてタイプを選ぶといいでしょう。なお、利便性の高さなどから、クラウド型の会計ソフトが多く普及している傾向にあります。

ずっと無料で使えるのか

会計ソフトが無料で使える期間を確認しておきましょう。期間の制限がない会計ソフトは、コストを押さえて会計処理を効率化したい場合に向いています。期間の制限がある場合は、有料プランの導入を見据えて、会計ソフトの操作感の確認のために利用するのがいいでしょう。

機能や作成数に制限はあるか

機能や作成数に制限があるかどうかも確認しておくべきポイントです。使ってみてから「必要な機能や作成数を満たしていなかった」と後悔しないためにも、あらかじめ確認しておきましょう。本記事ではソフト紹介の表に「無料プランの制限」という項目を設けていますので、制限の確認にご活用ください。

サポート体制は手厚いか

無料で受けられるサポートの範囲を確認しておきましょう。ツールを使いこなせるか自信がない場合は、特に大切な観点です。サポートの手段やサポート時間、導入サポートの有無などをチェックしましょう。

【無料で利用可能】おすすめの会計ソフト

ここからは、無料で利用可能なプランが存在する会計ソフトを紹介します。おすすめの会計ソフトは以下の通りです。

フリーウェイ経理Lite（法人・個人事業主向け）

画像引用：フリーウェイ経理Lite

フリーウェイ経理Liteのおすすめポイント

• 期間の縛りなしでずっと無料で使える
• 無料版でもデータ入力や帳票印刷などの基本機能が充実
• バージョンアップにも無料で対応可能

フリーウェイ経理Liteは、358,610ユーザーによる利用実績があるクラウド型の会計ソフトです。期間の縛りなしでずっと使える無料版が用意されており、ライセンスの購入などの初期費用や利用料の負担なしに利用できます。なお、Macに非対応な点は注意が必要です。

無料版でも、仕訳形式・出納帳形式によるデータ入力や、仕訳日記帳、総勘定元帳、消費税試算表など豊富な帳票の出力が可能。企業分析レーダーチャートや損益分岐図表といったグラフ機能も利用でき、無料版でも基本機能が充実しています。

また、インストールもバージョンアップもすべて無料。税制改正への対応や機能追加、不具合の修正などもすべて無料なところも心強い点です。

円簿会計（法人・個人事業主向け）

画像引用：円簿会計

円簿会計のおすすめポイント

• 機能や期間、仕訳件数の制限なしで無料で使える
• 税制改正などに対応するバージョンアップも無料
• 弥生会計との連携が便利

円簿会計は、無料で使えるクラウド型の会計ソフトです。Yahoo! JAPAN IDでログインして利用できます。無料ながらも仕訳帳や出納帳、法人向け決算書の作成などの基本機能が備わっており、機能や期間、仕訳件数の制限なしでずっと無料で使えます。

また、税制改正などに対応するバージョンアップも無料なため、安心して利用できます。

弥生会計からデータを出力して円簿会計で読み込めば、今までのデータをそのまま使えます。弥生会計に慣れている人にとって嬉しいポイントです。

なお、青色申告をしたい個人事業主向けには同シリーズの「円簿青色申告」がおすすめです。

Main財務管理（法人向け）

画像引用：Main財務管理

Main財務管理のおすすめポイント

• 豊富な機能が無料で使える
• 法改正にも無料で対応
• 提携している会計・税理士事務所の紹介が可能

Main財務管理は、20,000以上のダウンロード実績があるインストール型の会計ソフトです。仕訳処理や会計帳票、決算処理など会計業務に必要な機能が備わっています。財務管理のほか、販売管理ソフトや給与管理ソフトも無料で提供しています。なお、対応OSがWindowsのみの点は押さえておきましょう。

法改正や新機能の追加などのバージョンアップにも無料で対応しています。起動時にバージョンアップの確認があるため、いつでも最新版を利用可能です。

また、メインソリューション株式会社が提携している会計・税理士事務所の紹介も可能です。

※2021年でバージョンアップ・リリース情報の更新が停止、利用をご検討の方は要確認

HANJO法人会計（法人・飲食店向け）

画像引用：HANJO法人会計

HANJO法人会計のおすすめポイント

• 基本機能が使える無料プランあり
• 飲食店の経理に特化した会計ソフト
• カシオレジと連携して入力作業の削減に貢献

HANJO法人会計は、かる小屋（飲食）などでの導入実績があるクラウド型の会計ソフトです。基本機能が備わっている無料プランの用意があるため、操作性を確かめるのに利用できます。ただし、無料プランは使える機能やサポート内容、レシート等の画像保存枚数などに制限があります。登録の翌月末以降は、毎月月初に登録されたデータがクリアされる点も注意が必要です。

飲食店の経理に特化しており、申告書や帳票の作成から印刷までを効率化。経営NAVI機能では、売上や客数、客単価などの推移を月次・週次・日次の期間で確認できます。日報や月初・月末での現預金残高の表示などの機能もあり、経営に役立ちます。

また、カシオレジと連携することで、売上・仕入・経費のデータを自動で連携が可能。入力作業の削減に貢献します。

やよいの白色申告 オンライン（個人事業主向け）

画像引用：やよいの白色申告 オンライン

やよいの白色申告 オンラインのおすすめポイント

• すべての機能が無料で利用可能
• 白色申告に必要な機能が搭載
• シンプルなレイアウトで迷いづらい

やよいの白色申告 オンラインは、さまざまな業種の個人事業主の導入実績がある会計ソフトです。フリープランはすべての機能がずっと無料で使える点が嬉しいポイント。有料プランとの違いはサポート内容で、フリープランで受けられるサポートはWebFAQのみとなります。

やよいシリーズの個人事業主向け製品の中で白色申告向けのソフトで、確定申告書の作成や仕訳・記帳の自動化など、白色申告に必要な機能が備わっています。

白色申告向けに特化しているため、レイアウトは白色申告に必要な入力項目のみ。そのため、知識がない人でも迷いづらい操作性が魅力です。

ちまたの会計（非営利組織や任意団体向け）

画像引用：ちまたの会計

ちまたの会計のおすすめポイント

• 期間やデータ保持期間の制限なしで無料で使える
• 非営利組織や任意団体向け
• デモサイトですぐに操作感を試せる

ちまたの会計は、33,000以上の団体による活用実績があるクラウド型の会計ソフト。期間やデータ保持期間などの制限なしに、無料で使えるソフトです。データの登録や会計帳簿の自動作成に加えて、科目分類別の収支推移や月別収支グラフ、予実管理表など、分析機能も充実しています。

特徴的なのは非営利組織や任意団体向けのソフトという点で、サークルや自治会、PTA、ボランティアなどでお金の管理を行いたい場合に向いています。

操作性を試せるデモサイトの用意もあり、PCやタブレット、スマートフォンから使い心地を体験できるのも嬉しいポイントです。

【無料トライアルあり】おすすめの会計ソフト

続いて、一定期間無料で使える無料トライアルがある会計ソフトを紹介します。おすすめの会計ソフトは以下の通りです。

freee会計（法人・個人事業主向け）

画像引用：freee会計

freee会計のおすすめポイント

• どのプランも無料トライアルの用意あり
• ニーズにあわせて選べるプラン
• 確定申告や決算書類作成を効率化

freee会計はクラウド型の会計ソフトで、法人向けと個人事業主向けでプランがわかれています。どのプランも無料トライアルの用意があるため、試しに使ってみてから本格的な導入を検討できます。

ニーズにあわせて選べるプランが複数用意されており、個人事業主向けのプラン、中小規模の法人向けプランでそれぞれ三種類ずつのプランの用意あり。また、中堅〜大企業向けのプランも用意されています。

データの自動取得・自動仕訳や確定申告書の作成、決算書類の作成など、会計業務を効率化するための機能が豊富に備わっているソフトです。

弥生会計 オンライン（法人向け）

画像引用：弥生会計 オンライン

弥生会計 オンラインのおすすめポイント

• すべての機能を1年間無料で使えるキャンペーンあり
• 簿記の知識がない人でも簡単に使える操作性
• 専門スタッフによるサポートあり

弥生会計 オンラインは、合同会社Nibbles（サービス）や株式会社Lenon（デザイン）などでの導入実績があるクラウド型の会計ソフトです。会計ソフトと請求書作成、給与計算ソフトをすべて1年間無料で試せるキャンペーンが魅力。用途に応じて3つの製品を選んで利用することで経理業務の効率化につながります。

簿記の知識がない人でも、日付や金額を入力するだけで簡単に使える点も強みの1つ。決算書は3ステップで作成が可能です。

製品の操作方法はもちろん、決算時期の仕訳・経理業務のやり方までサポートしてくれる専門スタッフの存在も心強いポイントです。

マネーフォワード クラウド会計（法人向け）

画像引用：マネーフォワード クラウド会計

マネーフォワード クラウド会計のおすすめポイント

• 1か月の無料トライアルあり
• 連携できる金融関連サービスが豊富
• シリーズ連携でさらなる効率化を実現

マネーフォワード クラウド会計は、Chatwork株式会社（IT等）や株式会社久松農園（農林水産等）などでの導入実績があるクラウド型の会計ソフト。ビジネスプランまたはパーソナルプランが1か月無料で使える無料トライアルがあるため、使用感を確かめてから導入を検討できます。

銀行やクレジットカード、電子マネーなど2,400社以上の金融機関と連携して、データ入力の手間削減に貢献します。無料トライアルを使えば、使用している金融機関が連携可能か簡単に確認が可能です。

また、クラウド給与やクラウド勤怠などのマネーフォワードクラウドシリーズと連携することで、さらなる効率化を実現できるのもマネーフォワードならでは。シリーズ連携は、無料トライアル期間にも試すことができます。

勘定奉行クラウド（法人向け）

画像引用：勘定奉行クラウド

勘定奉行クラウドのおすすめポイント

• サンプルデータですぐに無料で試せる
• サポート体制が充実
• 奉行シリーズとの連携でさらに業務を自動化

勘定奉行クラウドは、導入実績累計72万社の実績があるクラウド型の会計ソフトです。勘定奉行シリーズの中で、小規模・中小企業をターゲットにしたソフトです。30日間の無料トライアルが利用でき、サンプルデータがあるためすぐに試すことができます。

FAQやWeb問い合わせ、電話などサポートも充実しています。無料トライアル中も専用サポート付のため、操作方法などで困ったときにも安心です。

奉行シリーズの製品と連携すれば、取引の情報から申告までのデータをつなげることができ、経理業務全体をさらに自動化できます。

やよいの青色申告 オンライン（個人事業主向け）

画像引用：やよいの青色申告 オンライン

やよいの青色申告 オンラインのおすすめポイント

• 初年度無料で試せるキャンペーンあり
• 複式簿記帳簿を自動作成
• Misocaとの連携でさらに便利に

やよいの青色申告 オンラインは、さまざまな業種の個人事業主の導入実績がある会計ソフトです。初年度無料で試せるキャンペーンを利用すれば、セルフプランを1年間無料で利用可能に。すべての機能を試せる点が嬉しいところです。

やよいシリーズの個人事業主向け製品の中で青色申告向けのソフトで、日付や金額などを入力するだけで複式簿記帳簿を自動作成できます。

クラウド請求書作成ソフトの「Misoca」とセットで申し込むことも可能。Misocaで作成した請求書データを連携して自動取込・仕訳することで、作業負担やミスの削減に役立ちます。

マネーフォワード クラウド確定申告（個人事業主向け）

画像引用：マネーフォワード クラウド確定申告

マネーフォワード クラウド確定申告のおすすめポイント

• パーソナルプランを1か月無料で試せる
• 3つの自動化で確定申告を楽にする
• シリーズ連携で請求書作成や経費精算を効率化

マネーフォワード クラウド確定申告は、カネコデザイン（IT等）やオハナビューティーサロン（サービス）などでの導入実績があるクラウド型の会計ソフト。確定申告や請求業務に役立つ基本機能が備わっているパーソナルプランを1か月無料で利用できます。

明細データの自動取得、自動仕訳とレポートの自動作成により、確定申告の手間を省き効率化を実現。自動仕訳されたデータを確認・承認していくだけで簡単に記帳ができます。

また、マネーフォワードシリーズと連携すれば、請求書作成や経費精算などバックオフィス業務全般を効率化できる点も強みです。

【無料で利用可能】おすすめの会計アプリ

最後に、無料で利用可能なおすすめの会計アプリを紹介します。会計アプリは、隙間時間や出先でスマホから簡単に会計処理を行えるのがメリット。おすすめの会計アプリは以下の通りです。

taxnote（法人・個人事業主向け）

画像引用：App Store「taxnote」

taxnoteのおすすめポイント

• 月15件まで無料で帳簿入力が可能
• 帳簿入力が簡単にできる
• 弥生会計やfreeeなどの会計ソフトと連携可能

taxnoteは、iPhoneやiPad、Androidに対応した無料の会計アプリです。基本機能は無料で利用でき、月15件まで入力が可能。帳簿入力が多い場合は有料プランの利用がおすすめです。

帳簿入力は支払い方法と科目を選んで入力するだけで、片手で素早く入力できるよう工夫されたデザインとなっています。

また、データは弥生会計やfreee、マネーフォワードクラウドなどに出力可能。会計ソフトとアプリを併用して効率化したい場合にも向いています。

快速仕訳（法人・個人事業主向け）

画像引用：Google Play「快速仕訳」

快速仕訳のおすすめポイント

• 月20件まで無料で入力可能
• 白色申告、青色申告の帳簿を数タップで入力
• CSV形式でデータを出力して会計ソフトに連携可能

快速仕訳は、Androidで利用可能な無料の会計アプリです。アカウント作成は不要で、インストールしてすぐに利用可能。月20件まで無料で入力が可能で、有料版のプレミアムプランを利用すれば制限なく仕訳入力ができます。

家計簿感覚で入力できる簡単な操作性で、複式簿記の知識が薄い人でも入力しやすい点が魅力です。

作成した仕訳帳の一覧はCSV形式で出力が可能。弥生会計やfreee、マネーフォワードクラウドなどの会計ソフトにインポートしてデータを連携することもできます。

【まとめ】無料の会計ソフトについて解説しました

無料の会計ソフトでできることや注意点、選び方のポイントなどを解説した上で、おすすめの無料の会計ソフトを紹介しました。無料の会計ソフトの場合、使える機能や作成数、サポート内容、無料で使える期間などに制限がある場合があるので注意が必要です。また、検討している会計ソフトが法人向けか個人事業主向けか、クラウド型かインストール型かという点も確認しておきましょう。